「農民」記事データベース20111114-997-15

ぼくらの学校給食は最高

曽根小(山岡)の児童 ごはん大好き


お米も野菜も地元産
栄養士さん、調理員さんの手作り

 「ぼくらの学校の給食は一番や。ごはん最高!」というのは、岡山県農民連の事務所の近くにある岡山市立曽根小学校の子どもたちです。

 曽根小学校では、いまから11年前の2000年9月3日から、月・水・金曜日の週3回、家庭用の炊飯器で炊いて米飯給食をしています。赤飯やおすしの具材もすべて学校で調理。そのため、安全・安心、とってもおいしい給食です。

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「おいしい給食、大好き」と児童たち

 生徒数150人、教職員20人分の給食を、栄養士さんと2人の調理員で作ります。5年前に曽根小学校に赴任した栄養士の蜂谷裕子さんは、当初、給食室に小豆がなぜころがっているのか、不思議に思ったそうです。これまでの学校では、すべて業者まかせだったからです。しかし、曽根小学校では赤飯も小豆から炊いて作っていると知ってびっくりしたそうです。

 お米も野菜も地元で採れたものを使い、食材は機械を使わず包丁で切っています。たいへんな作業ですが、子どもたちの笑顔を見るとその苦労も吹き飛ぶそうです。

 この日の献立は、ちらしずしにエビのこはく揚げ、すまし汁、そして牛乳。1年生の教室では、みんな元気に給食をおいしそうに食べていました。

(岡山県農民連 秦明美)

(新聞「農民」2011.11.14付)
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2011年11月

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