「農民」記事データベース20111114-997-13

[11/22]あと2週間

ふるさと産直 みほん市2011

エンジン全開で準備進めてます


被災3県が後援を決定
野菜の宝船も登場します

 11月22日に開催される「ふるさと産直みほん市2011」も、あと2週間に迫ってきました。被災地の岩手、宮城、福島の3県がそろって「後援」を承認しました。

 各県連や産直組織では、着々と準備が進んでいます。千葉県農民連は、準備のための会議を開き、前回同様の10ブースを確保することなどを確認し、準備を進めています。

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前回(2009年)のみほん市

 会議には、県連を含め5つの産直組織の担当者が集まり、農民連ふるさとネットワークの森谷精事務局長が全体の取り組み状況を報告。今回は会場で農産物の販売ができることから、「自分のお客さんにも案内するので、案内のチラシを2500枚カラーコピーして渡します」と八千代牛乳の担当者から発言があり、さらに「煮物や焼き物もいけるよな」と話は弾みました。そして、「(野菜の)宝船はどうするの?」と前回の様子も少しずつ思い出しながら、「前回はDVDも流して結構にぎやかにやったよな」と盛り上がり、宝船を今回も出すことになり、いよいよエンジン全開です。今後、常日ごろ協力していただいているしょうゆ、酒、落花生、干物などの加工業者などにも声をかけていくことにしています。

 福井県のJA越前たけふは、今回も県連会長の玉村正夫さんの要請にこたえて、「コウノトリを呼び戻す農法米(コシヒカリ無農薬・無化学肥料栽培)」をはじめ、あきさかりなどの一般米もそろえて参加することにしています。沖縄県連は、東村のパインをはじめ、もずく、黒砂糖などに加え、最西端の与那国島特産の花酒「どなん」の醸造元も参加します。

 福島県連も前回規模の出展めざして奮闘中

 福島県連は、震災後の困難な状況でも、前回並みの10ブースが目標。復興へのさらなる支援を訴え、「元気な姿と安心の農産物をアピールしたい」と準備を進めています。

 一方、実行委員会では、「みほん市」開催を広く知らせようと、新日本婦人の会東京都本部に案内チラシ2万枚の普及をお願いしました。また11月6日には、会場となる東京流通センターで大きなイベントが開かれることから、会場に近い駅前でチラシまきを行いました。さらに11月18日の朝6時30分から、東京FMの復興支援特別番組「クロノス―ラブ&ホープ」のなかで、「みほん市」の話題が取り上げられる予定です。

 実行委員会では、「みほん市」の成功にむけて、すべての都道府県からの出展と案内の普及を呼びかけています。

(新聞「農民」2011.11.14付)
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2011年11月

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