「農民」記事データベース20111024-994-06

結成20年の記念誌 発行

『写真で見る兵庫農民連20年のあゆみ』

たたかいと成長実感、決意あらたに

関連/都市農業は必要だ!


画像 兵庫農民連は、結成して20年余になることから、記念誌『写真で見る兵庫農民連20年のあゆみ』を発行しました。

 編集は年代順ではなく運動ごとに、当時の新聞記事や写真でつづっています。事務所を5カ所も転々としたことや、米輸入自由化反対の運動、食健連運動などが、なつかしい写真とともに掲載されています。特に目を引くのは、1996年1月17日早朝におこった阪神淡路大震災での救援活動です。そのほかにも、産直や地域での取り組み、女性部・青年部の取り組みなども紹介され、年表も付いて20年余のたたかいと活動の成長を実感できます。

 県連会長の永井脩さんは「記念誌の発行を期に、兵庫県の農業を守る砦(とりで)にふさわしい量質ともに強大な農民連をめざし、決意をあらたにしています」と述べています。

▼A4判16ページ 定価1部500円(送料別)
▼問い合わせ・注文は、兵庫農民連 TEL 078(914)3491まで。


都市農業は必要だ!

11月5日 東京農民連主催

「都市農業の振興を訴える講演会」にぜひ参加を

 東京農民連は、都市農地の保全と都市農業の振興を訴える講演会「都市農業は必要だ!」を開きます。

 いま国土交通省は、都市農業の問題も含めた都市政策課題の見直し作業を行っています。この審議の中で、市街化区域の農地を宅地の「予備地」としてきたこれまでの都市計画法を見直し、都市農業の位置づけを都市計画のなかに明確にして、農地を守り農業振興を中心とする政策に転換しようとしています。また、東日本大震災の経験から、災害時の避難場所として都市農地を残そうとの機運も生まれています。

 しかし固定資産税や相続税がからむだけに、結論が出されるまで予断を許しません。これからの運動と大きな世論づくりが鍵を握っているといえます。東京農民連では、多くの方々の参加を呼びかけています。

▼とき 11月5日(土) 午後2時
▼ところ 清瀬市コミュニティプラザひまわり(西武池袋線清瀬駅北口、「志木駅南口」行きバスでグリーンタウン清戸下車)
▼講演 後藤光蔵さん(武蔵大学教授)「都市農業と都市住民の共存の重要性」、その他実践報告
▼参加費 500円

(新聞「農民」2011.10.24付)
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2011年10月

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