農のこころ丸山美沙夫
稲架の連親子の連や小昼時 岩上かし子 俳誌『道標』から。家族揃っての稲刈りと稲架掛け作業である。手刈りした稲束を運んで掛けるのは子供たちか。自然干しにしておいしい米を食べることと、干し藁(わら)を利用するためである。ひと休みする「小昼時」であろう。母の作った楽しみの食べ物が並び、和気あいあいとしたひとこまであり、「連」の風情がいい。
(新聞「農民」2011.10.24付)
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[2011年10月]
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