ふくしま復興共同センター
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東電本社前で、刈り取った稲やプラカードを掲げ、声をあげる福島の参加者たち |
喜多方市の農家は「稲刈りの真っ最中だが、収穫の秋を喜べない。実際に福島産農産物の取引停止も起こっている。安心して農業が続けられるよう、原発ノーの声を広げたい」と語りました。
いわき市の参加者は「原発事故が復興の足を止めてしまった。立ち入りができないため、がれきも片付けられず、畳が腐り始めている。羽根が縮まったチョウや変な形のジャガイモが見つかると、『原発の影響では?』と疑いの目を向けてしまう」と訴えました。
農民連顧問の石黒昌孝さんもマイクを握り、「力を合わせて、原発事故の全面賠償を勝ち取り、全国の原発を廃炉に追い込みましょう」と激励しました。
東京電力千葉支店前ではひときわ大きな声で、「原発はいらな〜い!」「直ちに賠償しろ!」とシュプレヒコール。千葉県農民連からは賠償請求に取り組む生産者など30人が参加しました。
この集会は「原発ゼロに、収束・除染・賠償早く、9・29ちば集会とパレード」を掲げて、農民連も参加する実行委員会が主催したもの。当日の飛び入り参加も含め約600人が原発ゼロを訴えました。
[2011年10月]
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