放射能分析器 福島県農民連に待ってました!当面は玄米、順次果物・野菜・土…
10月7日、待ちに待った放射能分析器が福島県農民連の事務所(福島市大森)に到着しました。募金を寄せてくださった全国の方々に、深く感謝します。 この分析器は、核種測定が可能な「NaIシンチレーター」という測定器で、約18分で政府が定めている最少測定値20ベクレルまで測定することができ、機動的な検査への対応が可能になります。さっそく、農民連食品分析センターの八田純人所長から操作を教えてもらい、玄米とキノコ、リンゴの検査を行いました。
消費者に安心を届けるために、そして来年の作付けに反映させるためにも、会員一人ひとりの米を検査することにしています。生産者からは次々に分析依頼が届いています。当面は玄米を中心に検査を行い、果物や野菜、土などの検査も順次進めていきます。 サンプル作りや操作、分析結果の見方など慣れるまで大変ですが、検査を担当する野崎剛さんを中心に事務局メンバーも加わって、検査結果を待っている生産者の顔を思い浮かべながらがんばっています。 (福島県農民連 佐々木賀代子)
(新聞「農民」2011.10.24付)
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[2011年10月]
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