「農民」記事データベース20110829-986-03

食品放射能測定システム導入

ヨウ素、セシウムの測定を開始


農民連食品分析センター

 農民連食品分析センターは、多くのみなさんの募金への協力によって、このたび食品放射能測定システム「シンチレーション検出器」を導入しました。そして検査体制も整い検査業務を開始しました。

 この高性能なシンチレーション検出器は、専用容器にサンプルを入れ10分程度でヨウ素・セシウムを測定できます。サンプルは、水、牛乳、米、野菜、果物、肉、土壌など液体から固体まで測定が可能です。なお、検出限界は1キログラムあたり30ベクレルです。

 検査の際の検体の量は1・1キログラム以上必要で、野菜・果物・肉は皮や芯(しん)・種・骨を除いた可食部です。かならず、食品分析センターに連絡してから検体を発送して下さい。

 なお、1検体あたりの分析料金は別表のとおり。

▼注文・問い合わせ先 農民連食品分析センター TEL 03(3959)5660まで

(新聞「農民」2011.8.29付)
ライン

2011年8月

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