「農民」記事データベース20110801-983-05

農のこころ

丸山美沙夫


 青稲の手触り諭し水を干す

            美沙夫

 青稲がすっくと伸びて土用の頃を迎える。この頃に青稲の色艶の濃淡によって肥料の分解度を判断したり排水の加減を整えたり、成育を抑制したりして、稲の収穫時に倒伏させないように“田水の土用干し”をする。水田の立地条件によって違いはあるが、数日間の田水を干す。この時期も丈夫な稲づくりの大切なとき。

(新聞「農民」2011.8.1付)
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2011年8月

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