農民連ふるさとネット震災復興と風評被害の支援産直市
“がんばって” “応援しています”「旬の野菜はいかがですか」――農民連ふるさと産直ネットワークは5月25、26の両日、主婦連合会の協力を得て、東京・千代田区の主婦会館前で“産直市”を開きました。東日本大震災後、初めての開催とあって、震災復興と原発事故による「風評被害」の支援が今回のテーマ。茨城、埼玉、神奈川をはじめ各地の野菜、果物、加工品が多彩に並んだほか、福島県郡山市からはハチミツ、シイタケが、山形県庄内地方からはコゴミ、山ウド、うるいなどの山菜が届けられ、主婦会館に会議で訪れた人や、近隣の住民、サラリーマンが買い求めていました。 農民連の被災地支援の取り組みや被災地の様子を話すと、「ぼくも被災地の出身で、実家が流されてしまいました」というサラリーマンや、「友達が津波で流されてしまった」という女性客もいて、「がんばって」「応援しています」と、多くの人が支援募金に協力してくれました。 母親の手を引いて駆け寄ってきた女の子は、北海道のチーズを見つけて「これこれ! このチーズ、大好き!」とニッコリ。お母さんは「子どもはおいしいものに敏感ですね。大切にいただきます」と、話していました。
会館1階ロビーでパネル・写真展主婦会館1階ロビーには、農民連や福島県農民連の震災支援ニュース、被災地の様子を紹介するパネルや写真も展示されました。
(新聞「農民」2011.6.6付)
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[2011年6月]
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