農のこころ丸山美沙夫
田に水を張って平和な夜となりぬ 鈴木 星司 『現代俳句年鑑二〇一一』から。田起しが済むと、堰から水が引かれていく。代掻きの水は大量の水が必要となるので、同時にいっせいに田に水を入れることはしないように日時を変えて行う。これも農たちの互恵である。たっぷりと田んぼに水が張られた安堵感。水争いもなく明日は代掻き、「平和な夜」が絶妙に。
(新聞「農民」2011.4.25付)
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[2011年4月]
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