「農民」記事データベース20110411-968-13

韓国・ベネズエラ・カンボジア・スペイン・ドイツ

ビア・カンペシーナの仲間から
お見舞いメッセージと救援カンパ

 韓国の全国農民会総連盟(KPL)や韓国女性農民会(KWPA)、ベネズエラ農民組織、カンボジア「農民・自然ネット(FNN)」、スペイン・バスク、ドイツなどビア・カンペシーナの仲間から、お見舞いのメッセージと救援カンパが続々と寄せられています。その一部を紹介します。


 韓国全国農民会総連盟(KPL)

 日本から非常に悲しいニュースが届き、驚きました。コミュニティー、暮らし、家、農場、漁場、愛する家族を失った方々を想っています。多くの人々が、寒さと原発から漏れてくる放射能への恐怖の中で生きています。この悲劇が、これ以上拡大しないように祈ります。

 多くの農民連の会員が困難な状況にあると、聞きました。また「国民の苦難あるところに農民連あり」という農民連の伝統を実行するために、さまざまな活動をしていることも聞きました。

 全国農民会総連盟(KPL)は、320万人の韓国農民とともに心からこの惨事の終結と新たな希望の誕生を望んでいます。KPLは、韓国の全市郡で募金活動を行っています。この困難な状況の中、固い連帯が必要であり、私たちはできるかぎりのことをする決意です。

 日本のすべての人々が、よりよい未来のために新しい希望を持ち、威厳とともに立ち上がることを信じています。今回の大災害に直面して、日本のすべての人々が示している強さと人間らしい尊厳は、必ず新しい希望を切り開くと信じています。

 お互いの手を強く握り、ともに前に進みましょう。距離は離れていますが、KPLは農民連の仲間とともにあります。

 カンボジア「農民・自然ネット(FNN)」

 FNNは、第8回総会を開催し、震災で命を落とされた人々や被害を受けた人々への追悼が行われました。私たちは、日本の仲間たちの苦しみに心を痛めています。

 日本の人々への連帯と協力、私たちの気持ちを示すために、メンバーにカンパを要請しました。少額ですが、私たちの心からのお見舞いを送ります。募金活動は、今後もラジオ番組などを利用して継続していきます。より多くの仲間たちが、私たちの取り組みに加わることを望んでいます。

(新聞「農民」2011.4.11付)
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2011年4月

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