農民連に救援募金届ける神奈川・生産者と消費者が手つなぐ会 安部瑞技副会長
会員の手紙添え 白石会長に渡す神奈川県で地産地消の活動に取り組む「生産者と消費者が手をつなぐ会」は3月30日、安部瑞枝副会長が農民連本部を訪れ、会員から寄せられた救援募金を農民連・地震対策本部の白石淳一会長に託しました。募金に添えられた手紙には「このような非常時でも、生産者から農畜産物を消費者に供給することができ、あらためて地産地消運動の重要性を感じました」「一刻も早く被害に遭われた農家のみなさんが復興し、安全・安心な食べものを生産できますよう心より願っております」とつづられ、会員のメッセージも多数同封されていました。一部を紹介します。 「被災されたみなさんに心からお見舞い申しあげます。地震以来まだ買い物をしていませんが、食べるものは産直でとっていますので、買いだめなどしなくてもいいのです。被災地のみなさんに一日も早く物資が行きわたることを願っています」「娘たちは被災地の方々のつくったおいしい食べもので育ってきました。それはほんとうに幸せなことだったのだと痛感しています。そんな感謝の気持ちをどんな支援の形に変えたらよいのか、娘たちと話しあう毎日です」
義援金を一番有効に使っている農民連に一般の方からも農民連本部に、義援金や救援物資の申し出の電話が相次いで寄せられています。
群馬県 Nさん「みんなで集めた義援金を、いちばん有効に使ってもらえる団体へ託そう」と相談していたところ、農民連が炊き出しや救援物資の搬送でがんばっていることを知り、お願いしたいと思いました。
静岡県 Kさん新築の建て前で“餅(もち)投げ”をする予定で、もち米が1俵半あります。このご時勢、餅(もち)投げより救援に回せないかと思います。餅(もち)米を受けてくれるところをインターネットで探したら、農民連がもち米を救援に出したと知って電話しました。送り先を教えてください。
兵庫県 Oさん阪神大震災では大変お世話になりました。救援物資として、ポーランドの友人から毛布が届きましたが、送る所がなく困っています。必要なところがあれば、送りたいのですが、よろしくお願いします。
(新聞「農民」2011.4.11付)
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[2011年4月]
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