国税通則法改悪・消費税増税反対3・13重税反対全国統一行動東京・中央集会3月11日、第42回「3・13重税反対全国統一行動」が行われ、全国で約600カ所、約20万人が参加しました。
連帯してたたいかい抜く決意中央集会は国会内で開かれ、農民連をはじめ23団体から83人が参加。農民連の吉川利明事務局次長は「農業の赤字分を年金や給料と合算して申告する『損益通算』に対し、税務署が『毎年、赤字では経営とは言えない。趣味の家庭菜園と同じだ』などと言うのは、離農促進ともいえるものであり、断固抗議する。国税通則法改悪反対・消費税増税阻止の運動とともに、TPP(環太平洋連携協定)参加反対のため、みなさんとともに最後までたたかいぬく」と、決意を述べました。
税負担増に悲痛な声
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奈良・吉野集会で農民連を代表してあいさつする山口隆弘さん |
また、ほかの相談会では、農民連のチラシを見て「大正生まれのおじいちゃんが農業でがんばっていて、昨年は200万円のコンバインを購入した。生活が苦しいので、申告の相談にのってほしい」と参加された方がいました。経費の出し方や農業所得の赤字分を他の所得から差し引けることなどを説明すると、即座に入会してくれました。
「春の大運動」では、組合員からの紹介で入会された方が多く、農家のつながりの強さを改めて感じました。今後は税金はもちろんのこと、産直やものづくりでもさらに仲間を迎え入れられるよう、集荷場・加工所の増設や朝市・直売所の充実を図っていきたいと思っています。
[2011年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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