物心両面で被災者救援に全力をあげよう
2011年3月12日
農民連東北地方太平洋沖地震対策本部長 白石 淳一
3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震は、観測史上最大の規模のもので、地震と津波が連続的に発生し、その被害は甚大なものとなっています。
農民連は、犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんに心からお見舞い申し上げます。
いま、最も緊急に求められることは、人命の危機にさらされている方々や、行方不明者の救援、火災や原子力発電所などの危険を除去することです。農民連は、政府がそのためのあらゆる手立てを尽くすことを強く要求します。
電話網が遮断されているなかで、被害の把握が困難を極めていますが、多くの住民のみなさんとともに、多数の農民連会員の方々が被災しています。
“国民と農民の苦難あるところ農民連あり”の結成以来の原点に立ち、全国のすべての農民連組織と会員が、物心両面で被災者救援の取り組みに全力をあげることを訴えます。
農民連本部は昨日、対策本部を立ち上げました。今後、全国の仲間のみなさんや、多くの団体とも力をあわせて救援活動の先頭に立って奮闘します。救援活動へのご協力を強く訴えます。
会員や幅広い方々に、救援募金を呼びかけてください。米や野菜、果物など支援物資を届ける段取りをとってください。
振込口座=ゆうちょ銀行 総合口座 口座番号10030―61671711 口座名 農民連災害対策本部
(新聞「農民」2011.3.21付)
|