雪像でTPP反対アピール新潟 十日町市の雪まつり
農業委員の関由昇さん 自宅前に新潟県十日町市で62回目の雪まつりが2月18日から20日にかけて開催されました。雪まつりでは70カ所以上の会場で雪像が作られ、さまざまなイベントも開催されます。メーン・イベントは、雪で作られた巨大ステージでの「雪上カーニバル」。ライブや着物ショー、鮮やかな花火で彩られます。 また、自宅の前でも個性あふれる雪像が飾られます。農業委員の関由昇さん(70)は、集落にある雪まつり会場が自宅から近いこともあって、TPP反対をアピールしようと自宅前に棚田とトラクターの雪像を作りました。 十日町市では、7月に農業委員選挙が行われますが、関さんはTPPに賛成する候補者が出るとのうわさを聞きつけ、「何としてもTPPは反対しなければならない」という思いで、署名を100筆以上集めました。関さんは「TPPの中身はまだまだ市民には知らされていない。自宅の前はちょうど車が一時停止するところなので、雪まつりに来た人にも目立つように作った」と話しています。 3月20日には、農協をはじめとした農業関係団体や商工会、農民連などが共催して、東京大学大学院教授の鈴木宣弘さんを講師に「TPP反対集会」を予定しています。新潟県農民連は「大きく成功させよう」と呼びかけています。 (新潟県農民連 鈴木亮)
(新聞「農民」2011.3.7付)
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[2011年3月]
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