「農民」記事データベース20110214-960-11

素材を生かす
旬のレシピ

日本料理店「一福」
吉松和彦


2月の料理


【春キャベツのサラダ】

 春キャベツは小口に切り、洗ってから水切りしておきます。油揚げを細く切り、フライパンでカラいりします。キツネ色になったら、さきほどのキャベツに混ぜ、お好みのドレッシングをかけます。サッパリと召し上がりたい時は、ショウガじょうゆとカツオ節をかけても美味です。

【カリフラワーのてんぷら】

 カリフラワーは小口にカットします。てんぷら粉を溶き、170〜175度の油で揚げます。塩やレモンで召し上がってください。溶いた衣にカレー粉や青のりを入れても美味です。

【鶏 天】

 鶏は胸肉を使います。皮をはぎ、身を縦半分に切ります。ななめに包丁を入れ、薄くそぎ切りにします。両面に粉をつけ、溶いたてんぷら粉に付けて揚げます。大葉やのりで包んであげても良いでしょう。その時は、溶いたてんぷら粉を糊(のり)替わりに少量付け、打ち粉した鶏を包んでください。塩やからしじょうゆでどうぞ。

【中華風白あえ】

 絹ごし豆腐は水切りしておきます。水気が切れたらボウルなどに移し、なめらかになるまでつぶします。多少荒くでも大丈夫です。少量の塩、ゴマ油で下味を付けます。きざんだザーサイ、くだいたピーナツやカシューナッツ、もどした干しエビ、細かく切ったピータンを混ぜます。ザーサイの塩分が味を決めるので、最初に入れる塩は加減してください。干しエビは酒を少量入れ、電子レンジでもどすと時間の短縮になります。

(新聞「農民」2011.2.14付)
ライン

2011年2月

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