備蓄米不足時以外は飼料米処理食糧部会 100万トン規模の棚上げ方式を了承
農水省の食料・農業・農村政策審議会食糧部会は2月2日、同省内で部会を開き、米の備蓄運営などについて議論しました。2011年度から、政府備蓄米をこれまでの回転方式から棚上げ方式に転換することとする「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」を了承しました。
“放出時のルールを”
「基本指針」によれば、備蓄米の量は100万トン程度とし、国内産米を毎年20万トンを買い入れ、5年間備蓄します。買い入れは、作付け前の契約を基本に、一般競争入札を実施。放出を要する不足時以外は、備蓄後に、飼料用等の非主食用として販売(毎年20万トン)します。 |
[2011年2月]
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