埼玉・春日部支部
丹波黒豆づくり大成功
異常気象・病虫害乗り越え
今年は作付け拡大、オーナー制に
埼玉県農民連春日部支部の有志で栽培した「丹波黒豆」は、大成功でした。全国的には猛暑などの異常気象で、ほとんどの作物が生育障害や病害虫などの被害で大幅な減収となりました。しかし、幸いにも栽培した「丹波黒豆」は、1株平均で400莢(さや)にもなりました。写真の株には、莢が528もありました。
大成功した理由は、(1)芽と根切り、5センチくらいの苗を定植し2本仕立てにしたこと、(2)株間1メートル、畝間1・2メートル、畝の高さ50センチ以上にしたこと、(3)元肥1トンとバーミキュライト20キロ、ケイカル20キロ、ボカシ肥料500キロを散布したこと、(4)追肥は、着花最中にボカシを株間に400グラム、尿素30グラムを施肥したこと、(5)8月に「元気霊芝」を10アールあたり5袋を埋設して防虫したことなどです。
今年は作付面積を昨年の約10倍、25アールにして「オーナー制」を採用することにしました。目標は100人です。
栽培方法の資料を希望される方は、90円切手を同封して佐藤陞(のぼる)(〒344―0041春日部市増富243―53、TEL090・4672・1285)までご連絡ください。
(新聞「農民」2011.1.24付)
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