関東ブロック・千葉→群馬→埼玉→茨城

ＴＰＰ反対でリレー宣伝

トラック・トラクター27台連ねデモ
“彩のかがやき”配って署名訴え

千葉　リレー宣伝は、昨年12月17日のＪＲ千葉駅頭での街頭宣伝を皮切りにスタート。千葉県農民連をはじめ県食健連から16人が集まり、千葉県連の大木傳一郎会長が先陣を切って訴えました。

群馬　「ＴＰＰ絶対反対！」横断幕を引き継いだ群馬では、21日、トラクターやトラックなど総勢27台31人が参加し、迫力ある隊列を組んで、のぼりやムシロ旗をなびかせながら県庁前など前橋市内をデモ行進しました。この宣伝には、新聞「農民」で知った読者や県労連、日本共産党などが激励に駆けつけ、一緒にアピールしました。

群馬県庁にむけてトラクターデモ（2010年12月21日）

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埼玉　12月24日には、埼玉県のＪＲ浦和駅頭で、埼玉食健連が宣伝を行いました。県産ブランド米「彩のかがやき」や県内産の新鮮な野菜、県内産小麦で作った学校給食パンなどを配布しながら、「ＴＰＰ参加反対」を訴えたところ、30分ほどで250筆を超える署名が集まり、山積みの野菜もなくなりました。

　「私は消費者ですけど、ＴＰＰ参加には絶対反対です。日本の農業がなくなったら困るもの。応援しています」という女性や、「農家はＴＰＰをどう考えてるんですか」と聞いてくる中年の男性もいて、消費者も強い関心を持っていることがヒシヒシと伝わってくる宣伝行動となりました。

ＪＲ浦和駅前で米や野菜を配って署名の訴え（2010年12月24日）

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茨城　茨城県農民連は1月7日、ＪＲ水戸駅前での新春宣伝・署名行動を行いました。

　ハンドマイクで「ＴＰＰに参加するな」と訴えながら、チラシといっしょに常陸野産直センターのダイコンと県南筑波農産センターの白米を配り、140筆の署名が集まりました。チラシを受け取った女子高校生が「ＴＰＰってなんですか？」と聞くので、「外国産を安く輸入するから、地元の農産物が作れなくなるんだよ」と話すと、「えー、やだあ」と言って署名してくれました。

民医連が“ＴＰＰ反対”

藤末衛会長名の声明発表

　声明文では「ＴＰＰ参加は、農業分野の問題だけでなく、医療・介護など社会保障の分野にも重大な影響をもたら」し、「国民皆保険制度の崩壊を招く」と指摘。「すべての団体・個人と連帯してたたかうことを表明」しています。