新聞「農民」でみのう農民組合知った
北と南の交流
北海道 訓子府町農業委員OB
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福岡 みのう農民組合の組合員
お互いの取り組み話し合い 柿狩り、会食も
昨年11月27、28の両日、北海道常呂郡訓子府(くんねっぷ)町(北見市の南西、人口約5600人)で酪農やタマネギなどを作っている農業委員OBの17人が福岡県うきは市を訪れ、みのう農民組合員と交流しました。これは、「新聞『農民』を読んでみのう農民組合の活動を知っていた」という角武史さんの発案です。
みのう農民組合から、大豆畑トラストや「里山にどんぐりを植えよう」の取り組み、エフコープとの柿の木講座、食育活動、9条田植えと稲刈り、果物狩りなどの活動を報告。うなずいたり質問したりと活発に交流しました。
また、足立博幸組合長から柿酢やスナック柿の話をきき、「加工の技術がすごい」という感想が。北海道では、ジャガイモ、タマネギ、トウモロコシなど、素材のままで出すことが多く、「加工は考えない」ということでした。
翌日は、足立さんの畑で柿狩り。うきは市を一望できる柿畑で、真っ赤に熟れた柿畑を見ながら、奥さんの和子さんがつくった豚汁、炊き込みご飯などを食べ、とても満足された様子で「帰りたくない」という声もあがっていました。北海道の農家との交流は初めてでしたが、こちらでは当たり前の農産物や行事でも北海道にはなかったり、とても興味深い交流となりました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2011.1.17付)
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