地産地消で阿見町を元気に茨城 あみ大好き 青空市
今年から町商工観光課が出店広く呼びかけ37店に2500人も青空に恵まれた11月21日、あみ・自然再生ネットワーク(あみ・ネット)主催の「第5回あみ・大好き青空市」が大盛況で行われました。「あみ・ネット」は、「地産地消で地域の元気な農業をつくる。そして農がある豊かな阿見町をめざす」ことを目的に、「自然環境・農業・暮らし」の3つの柱をテーマに、勉強会や講師を招いての講演会、シンポジウムなどを行い、里山保全団体や農業団体、それに茨城大学農学部など5団体と、その趣旨に賛同する町民の個人会員で構成し、茨城県南農民組合・阿見産直センターが事務局団体になっています。そうした活動の象徴的なイベントとして、年1回行っているのが「あみ・大好き青空市」です。
「阿見町型青空市」の特徴は、(1)農水産物とその加工品に限定せず、広く町民に呼びかけてさまざまな手づくりの民芸品や工芸品などを出店する場、(2)趣旨に沿った諸団体の活動を展示する場、(3)売るだけでなく、売り手と買い手とのコミュニケーションをつくる場、としていることです。
子どももおとなにも体験コーナー大好評阿見町の農業を元気にすることが目的の「あみ・青空市」には、町内の各種農業団体や農業後継者の会、ほかの産直組織にも呼びかけて出店参加を広げてきました。さらに町の農業振興課や農業委員会、今年から商工観光課からも出店してもらい、店舗数は37になりました。今年は特に、体験コーナー(わら細工、しめ縄、竹細工による子どもの遊び道具、たこ作り、どんぐりの実遊び、里山リース作り教室など)が増え充実しました。この体験コーナーは子どもだけでなくおとなにも大好評でした。 年々リピーターも増え、今回の参加者は約2500人にふくれあがり、阿見型地産地消推進イベントとしてすっかり定着しました。 (茨城・阿見産直センター 荻島光明)
(新聞「農民」2010.12.20付)
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[2010年12月]
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