農のこころ丸山美沙夫
野菜の名両手に余り小春畑 神原かづ子 俳誌『道標』から。暦の上では十一月半ば過ぎから十二月初めごろ、温和な春に似た日和である。これを「小春」「小春日」などと言う。もう秋の畑作を終えて、残すは冬野菜と越冬する作物のみとなる。この作から感じられるのは、自家用としてこまめに栽培した野菜のいろいろの名を省略。採り過ぎた喜びの面白さ。
(新聞「農民」2010.12.20付)
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[2010年12月]
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