2010年度の最優秀
プロデューサー賞受賞
映画「アンダンテ〜稲の旋律」
企画・制作の 桂 壮三郎さん
映画「アンダンテ〜稲の旋律」を企画・制作した桂壮三郎さんが、日本映画製作者協会が選ぶ2010年度の最優秀プロデューサー賞「SARVH(サーブ)賞」を受賞しました。
これまでは、作品、監督、主演、助演などの表彰に比べて、プロデューサーの表彰はほとんどなく、作品製作にあたっての貢献者としてクローズアップされることはあまりありませんでした。そこで、日本映画製作者協会が、日本映画界の活性化に役立つ新しい人材の発掘、育成に貢献するために、プロデューサーを対象に、賞を贈呈しています。
映画「アンダンテ〜稲の旋律」の企画・製作が高く評価された桂さんは、「会場に入りきれなかったところもあったり、いまも各地で上映会が行われています。とくに口コミで広がっているようです。企画した当時は、資金も十分でなくどうなるかと思いましたが、映画の力は本当にすごい。この受賞も想定外です」と喜びの声。
富山県砺波市では、富山県農民連の会員はじめ実行委員会のみなさんが、12月11日の上映めざして奮闘中です。
桂さんは、「今回の受賞を機に、さらに映画の輪が広がってくれればうれしい」と話しています。
(新聞「農民」2010.12.6付)
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