コンサート&映画上映会開く
映画は「アンダンテ〜稲の旋律」
茨城・常陸野農民センター
手づくり料理でもてなし
原作者・主役・監督大喜び
春から半年がかりで準備を進めてきた「新妻聖子ふれあいコンサート&映画『アンダンテ〜稲の旋律』上映会」が10月23日、茨城県石岡市で開かれました。前日までの心配をよそに、目標を大きく上回る大勢の人が会場に足を運んでくれ、「本当に良い取り組みをしてもらった。楽しい時間を過ごさせてくれてありがとう」という感想をたくさんいただきました。
実行委員会を立ち上げて以降の3カ月は、まるでトライアスロンに挑戦したような毎日でした。常陸野農民センターでは一人でも多くの人に喜んでもらおうと、会員とその家族に援助金を出すことを決め、「この日は農休日にしよう」という会長の手紙も出しました。女性部は、手づくりの料理でもてなそうと相談。当日、自慢の一品料理を持ち寄ったらなんと20種類も並び、原作者の旭爪あかねさんも、主役の新妻聖子さんも、監督の金田敬さんも大喜びでした。
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常陸野農民センター会長の桜井信雄さん(中央)、その右となりが新妻聖子さん。そのほか実行委員のみなさん |
実行委員会では、やれることはなんでもやろうと、産業祭りでのチラシまきをはじめ、地元のラジオでは20分間の生放送に出演し、2日前にはNHKのラジオでも取り上げられました。「マスコミの力はスゴイ!」―放送が終わると同時に電話が鳴り始め、遠くは兵庫県からも予約が入りました。地元の自治体や6つの農協からも後援をいただきました。
「努力は足し算、協力は掛け算」という言葉どおり、目標に向かって力をあわせることの大切さと仲間のすばらしさを実感することができました。“やって良かった!”
(茨城・常陸野農民センター 内田礼子)
(新聞「農民」2010.11.22付)
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