農のこころ丸山美沙夫
藁(わら)塚やおやきの村に俺がいる 東迫 敏 俳誌『華(はな)』から。新藁を貯蔵するため、田んぼや家の近くに藁束を積み上げておくもの。地方によっては呼び名もさまざまで「にお」とも言う。晩秋の田園風物詩として親しまれ、また子供たちの遊び場でもあった。この作は、過疎化する村に踏みとどまって、原風景を生かして農と里の食文化にとり組む逞しい姿だ。
(新聞「農民」2010.11.15付)
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[2010年11月]
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