「農民」記事データベース20101018-945-07

国際フォーラム

家族農業は生物多様性を守り
世界を養うことができる

10月22日 名古屋市

農民連は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)開催中の10月22日に、国際的農民組織ビア・カンペシーナ(LVC)、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)とともに、名古屋市熱田区の労働会館東館(JR名鉄「金山総合駅」徒歩10分)で国際フォーラム「家族農業は生物多様性を守り、世界を養うことができる」を開きます。フォーラムの報告者とテーマをお知らせします。(変更の場合あり)


詳細が決まりました
ぜひ参加を!

 第1セッション(午前)
 「世界と日本で何が起こっているか」

 フランスのギ・カストレルさん(LVC生物多様性委員会責任者)がCOP10に臨むLVCの基本的立場を報告します。続いて農民連食品分析センターの八田純人さんが遺伝子組み換えナタネ自生の調査結果を発表し、農民連の齋藤敏之常任委員がCOP10・MOP5(カルタヘナ議定書第5回締約国会議)に対する農民連の基本的立場を示したポジションペーパーを説明します。

 第2セッション(午後)
 「世界と日本で私たちは何をしてきたか、何をしようとしているのか」

 カナダ全国農民組合のコリーン・ロスさん(有機農家)は、持続可能な家族農業の実践者・活動家としての立場で報告。韓国女性農民会の報告者は種子の保存の実践と、自然・農業を破壊する河川乱開発の実態を紹介します。

 日本からは、絶滅したコウノトリを復活させ、生物が豊かな田んぼで米づくりを行う兵庫県豊岡市のエコ・ファーマーズのメンバーが発言。山形県のおきたま産直センターからは、消費者を田んぼに招いて食と農、生物多様性を学ぶ「田んぼの生きもの調査」の取り組みが報告されます。長野県の伊那谷で、もち米の種子を代々守り続けてきた白毛餅の取り組みを、上伊那農民組合の竹上一彦さんが発表します。

 当日、フロアからの発言もできます。

 会費は2000円です。
 連絡先・問い合わせは、農民連本部まで。

(新聞「農民」2010.10.18付)
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2010年10月

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