協同組合原則と農協の
あり方を考える研究会
合併しないでがんばる農協
地域に密着した活動に全力
鹿児島
日販連主催、農民連・食健連協賛
九州・東北・関東など
農協の組合員ら参加
「協同組合原則と農協のあり方を考える研究会」が、9月13、14の両日、鹿児島県鹿屋市のJA肝付吾平町で開催されました。日販連(日本販売農協連合会)が主催し、農民連などが協賛して開かれたこの研究会には、九州各県や東北・関東などから、農家・組合員を主人公とする農協をめざして自主的運営に努力している農協の組合長などが参加しました。
研究会では、農業・農協問題研究所の山本博史氏(農民連参与)が基調講演を行い、参加した各農協の組合長らが現状を報告し、活発な討論で交流を深めました。
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JA肝付吾平町の新しい組合長・高目秋彦さん |
参加したJA肝付吾平町の理事の一人は、「こんないい勉強会に参加できてよかった。合併しないでがんばっている農協だからできる地域に密着した活動をこれからも発展させたい」と感想を語っていました。また吾平町農民組合の真戸原勲さんは「農民組合の役員もほとんど参加し、“目からうろこが落ちたみたいだ。とても勉強になった”と、喜んでいます。うれしい気持ちでいっぱいです」と話しています。
(新聞「農民」2010.10.4付)
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