ヒューマン・ファーマーズがライブ
会場は笑顔でいっぱい
埼玉 第32回わらび母親大会
第32回わらび母親大会が8月29日、埼玉県蕨市で開催されました。蕨市は市域面積が全国一狭く、人口密度がもっとも高い市として知られているところです。今年は昨年に引き続き「食」をテーマに交流を深めました。
昼休みにはバザールが開かれ、新日本婦人の会の手作り小物、茨城県西農民センターの生鮮野菜などの販売、血圧測定なども行われました。ステージアトラクションでは、新婦人がフラダンスを、土建主婦の会が血液型音頭をにぎやかに披露。そのほか、「日本一早く収穫される極早生種の『わらびりんご』を蕨市の特産品としてまちおこしの一翼を担うべく栽培を広げたい」という報告もありました。
今回のメーン・イベントとして、百姓フォーク「ヒューマン・ファーマーズ」のライブが行われ、「兼業農家に捧げる歌」「九条の風」など18曲が演奏されました。「ピースナイン」では、恒例となったにわか仕込み(?)の振り付けで演者とフロアが一体となり、会場が笑顔でいっぱいに。ステージの最後は、参加者からのリクエストで「れんげの花咲く田んぼに出かけよう」。フロアからは、手拍子とともに「Yee‐haw!(イエ〜ィ)」の掛け声も飛び交いました。
口てい疫被害の全面補償を求める署名が50筆近く集まりました。
(茨城県西農民センター 久保幸子)
(新聞「農民」2010.10.4付)
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