「農民」記事データベース20100927-942-07

「岐阜県農民運動先覚者の碑」前で

顕彰会開く


画像 9月5日、猛暑のなか、今年も「岐阜県農民運動先覚者の碑」の前で、顕彰会が開かれ10人が参加しました。

 岐阜市の金華山にある岐阜城は、長良川の方から見るといつも美しい姿です。そのふもとに岩戸公園があり、その一角にある「碑」には戦前の小作争議で先頭に立ってたたかった167人の名が刻まれています。

 そもそもこの「碑」は、戦前から今日にいたる農民のたたかい、苦難を血肉として生き続ける農民たち自身のものではないでしょうか。今年の参加者のうち農民は2人だけでしたが、いまの農民運動の現状とたたかいはどうなのか。「先覚者の碑」から今につなげ、未来をつくる農民運動をどうすればいいのか。顕彰会に参加して、あらためて議論すべきことではないか、と思いました。

(可茂農民組合 可児昭治)


 〈訂正〉 9月20日付「加工すれば何でも売り物に」の記事で、香取芳乃さんは香取美乃さんの誤りでした。おわびして訂正します。

(新聞「農民」2010.9.27付)
ライン

2010年9月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2010, 農民運動全国連合会