米作って飯食えネェ! 怒りの農民キャラバン怒
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郡山市内を「米まもれ!」とトラクター・軽トラが行く |
11日には会津地方で、12日には須賀川地方、13日には相馬市など浜通り地方で、農協に要請しながら宣伝カーから呼びかけました。
ノボリ旗やハッピで着飾り、宗像孝会長が「米作りが続けられる米価にもっていこう」と力強くあいさつした後、「米価下落阻止ガンバロー!」の掛け声で市内パレードに出発しました。市役所と農協を回り、20台の車両は農民連の旗と「守ろう、米と農業」の旗をはためかせ、怒る農民の姿を市民に示しました。
ノボリ旗をたてて二本松市役所前に続々と集結 |
郡山地方農民連の平克彦事務局長は、「この行動によって米価が上がるわけではないが、多くの生産者、消費者が『農業まもれ、米まもれ』の運動に参加するきっかけにしたい。いま、来年以降も米をつくっていけるかどうかの瀬戸際。この怒りの声を大きな運動に広げていきたい」と決意を述べています。
巻頭は、8月に行われた農民連全国研究交流集会での渡辺信夫さん(立命館大学講師)の講演「いま、地域農業と農民連の出番!」です。集落・旧村から農業を再生する展望を、事例を通じて示し、農民連こそその主役になれると激励してくれます。
特集1は「地球環境問題と農民運動」。「地球温暖化防止」をめぐる最新の論点と並んで、新たな焦点になっている「生物多様性の保全」について農民運動の立場から課題を明らかにしています。10月に名古屋市で開かれる国際会議「COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)に臨む農民連の主張」(3面に大要)も収録しました。
特集2は「食健連20周年記念フォーラム」。暉峻衆三さん(元農業・農協問題研究所理事長)ら4氏が、食と農を守る共同の新しい可能性を語ります。
また、今年は日米安保条約改定50周年です。吉川利明さん(農民連事務局次長)の講演「私たちの食卓と安保条約」では、日米安保体制が日本人の食生活をいかにゆがめてきたか、あらためて思い知らされます。
1月の農民連全国委員会の決定も収録しました。
秋のたたかいにおおいに活用しましょう。
頒価1000円。注文は農民連の各都道府県連か本部まで。
[2010年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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