「農民」記事データベース20100906-939-05

農のこころ

丸山美沙夫


 蜜蜂の羽音のひびく蕎麦の花

           溝渕 徳子

 俳誌『愛媛若葉』から。蕎麦の栽培は、春蒔きして夏収穫する「夏蕎麦」と、初秋に蒔いて晩秋頃に収穫する「秋蕎麦」がある。冷涼な気候に適し、生育期間が短いため山間地など高地にも良く育つ。受粉には蜜蜂の役割が必要であり、花の時期はその賑やかな羽音がする。荒畑や休耕田に蕎麦の花が見られるのは嬉しい。

(新聞「農民」2010.9.6付)
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2010年9月

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