夏の思い出たくさんできたヨ!
「かぶと森自然教室」に400人
千葉・多古町旬の味産直センターと
神奈川新婦人“タコちゃんクラブ”
夏休み最初の土曜日の7月24日、千葉県の「多古町旬の味産直センター」の交流施設「しんのみくうかん」に、神奈川県内を中心に200人以上の子どもたちを含め、400人をこえる消費者が集まりました。毎年恒例の「かぶと森自然教室」です。今年は過去最高の参加者数でした。
子どもたちの参加が増えた大きな理由は、「タコちゃんクラブ」が新日本婦人の会神奈川県本部の各支部にできてきたことです。新婦人藤沢支部のみなさんが、産直センターの年4回の行事に、家族みんなで参加しようという趣旨で、「タコちゃんクラブ」をつくり、それが県内の各支部に広がりました。
当日の最初のイベントはブルーベリー摘みとトウモロコシ狩りです。今年は、春の低温と日照不足で成長が遅れ、ブルーベリーは摘み取って試食するぐらいしか実がついていません。それでも、「甘いよ」といいながら、黒々と熟した実を口に運ぶ子どもたち。続いて、きれいなひまわり畑の近くにあるトウモロコシ畑で、思い思いに太いトウモロコシを収穫しました。
お昼は恒例の、野菜料理のバイキング。今年大人気だったのは「流しそうめん」。子どもたちが群がり、おじさんたちが流すそうめんを次々とすくい取っていきました。
お昼からは、この日のメーンイベントである「ネイチャービンゴ」。自然のなかでいろいろなものを見つけて、子どもたちは問題を解きながらゴールへと進んで行きました。
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森の中には生きものがいっぱい。「何が採れるかな」 |
そして、この日の最後のお楽しみはスイカ割りです。用意されたスイカは約20個。3カ所にわかれて子どもたちが並び、目隠しをしてスイカをめがけて竹棒を振り下ろしていきます。「もうちょっと左! 左!」「そう、そこ、思いっきりたたいて!」
“ど真ん中に命中!”と思ったのに、かすっただけだったり、小さな子が見事真っ二つに割ったり。大にぎわいで割ったスイカを、みんなでいただきました。
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「そう、そこ。思いっきりたたいて!」。声援がとびかったスイカ割り |
自然の中で思いっきり羽をのばし、思い出をたくさんつくった子どもたちの1日でした。
(多古町旬の味産直センター 矢吹紀人)
(新聞「農民」2010.8.23付)
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