「農民」記事データベース20100816-936-11

素材を生かす
旬のレシピ

日本料理店「一福」
吉松和彦


続 夏野菜の一品


《ズッキーニの天ぷら》

 ズッキーニは3、4ミリの輪切りにします。溶いた天ぷら粉につけ、175〜180度で短時間で揚げます。ころもがサクッとして、なかはトロリとした天ぷらになります。ナスやオクラといっしょに揚げてもいいでしょう。

《インゲンの ピーナツあえ》

 インゲンはゆでたらザルにあげ、ウチワであおいで冷まします(水にさらすと水っぽくなるので、なるべく陸(おか)あげして冷ましてください)。両端をカットして3センチくらいにそろえます。市販のピーナツバターにそばつゆを入れ、トロリとするまで混ぜます。甘口が好みでしたら、砂糖を足してください。冷めたインゲンをあわせてできあがりです。

《きゅうりのキムチ》

 きゅうりを塩ずりし、洗ったら乱切りにします。軽く塩して30分から1時間、冷蔵庫へ入れておきます。明太子は薄皮を切り、中身を出します。お好みでおろしニンニク、おろしショウガを明太子と混ぜ合わせ、ゴマ油を少々ときざみネギを入れます。きゅうりの水気を切りあわせます。辛口が好みなら、一味とうがらしを足してください。

《ピーマン昆布》

 ピーマンはヘタを取り、種を出して薄くスライスします。酒を少し振り、電子レンジで軽く加熱します。冷めたら水気を切り、市販の昆布の佃(つくだ)煮とあえます。ピーマンは、加熱しすぎると歯ざわりが悪くなります。昆布の量は、ピーマンより少な目がよいです。

《オクラ納豆》

 オクラは塩ずりしてから洗い、軽くゆでます。荒熱がとれたら、薄くスライスして納豆とあえます。カラシとしょう油を入れて混ぜます。しょう油を少し控えて、梅干しの果肉をたたいて入れてもおいしいです。

《モロヘイヤもずく》

 モロヘイヤはゆでて水にさらし、熱をとります。よく水気を切ったら、包丁で細かくカットします。市販のもずく酢とあえます。おろしショウガをのせてどうぞ。味が薄いようでしたら、そばつゆやしょう油を足してください。

《ゴーヤとホタテのサラダ》

 ゴーヤは縦半分に切り、種や白いわたをスプーンで取ります。薄くスライスして軽くゆで、水に取りさらします。水気をきったゴーヤとほぐしたホタテ(缶詰)に、からし、マヨネーズ、しょう油、ゴマを入れてあえます。

(新聞「農民」2010.8.16付)
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2010年8月

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