「農民」記事データベース20100816-936-09

新婦人が寄せた励ましの絵手紙

口蹄疫(こうていえき)に負けないで!

宮崎 3農協に届ける

関連/再建に向け直ちに“基金”創設を 県民ネットワーク政府に対策求め運動


 農民連も参加する口蹄疫対策県民ネットワークは7月16日、新日本婦人の会から寄せられた絵手紙と「口蹄疫110番ポスター」を、3つの農協に届けました。

 JA児湯の黒田耕弘企画課長は「ありがとうございます。さっそく展示します。畜産農家だけでなく、地域全体がたいへんな状況になっています。地域再建はいまからです」と感謝していました。また、JA西都の杉田武彦常務理事は「地域が元気になってこそ、畜産農家も元気になります」と話していました。

 宮崎県農民連の来住誠太郎さんは「絵手紙を届けることで、『ともに口蹄疫とたたかって、元気な宮崎を取り戻そう』というメッセージになったことが、本当によかった。全国から絵手紙を送っていただいた新婦人のみなさんに感謝です」と話しています。

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JA児湯の黒田課長(左端)に絵手紙を手渡しました


再建に向け直ちに“基金”創設を
県民ネットワーク政府に対策求め運動

宮崎県 移動・搬出制限を全面解除

 宮崎県は7月27日午前0時、口蹄疫で最後まで残っていた宮崎市の家畜の移動・搬出制限を解除しました。これで、県内すべての家畜の出荷が可能になりました。

 県民ネットワークは、再発防止と再建へ向けて、口蹄疫特別措置法で位置づけた「基金」の創設をすみやかに行い、損害を受けたすべての産業に対して全面補償を行うよう、政府に万全な対策を求めています。

(新聞「農民」2010.8.16付)
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2010年8月

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