ほくほく産直秋田/ぎょうざの満洲
和やかに交流
“末永いお付き合いを”
“おいしいお米をぜひ”
5年の節目―新たな出発点に
6月29日、群馬県の老神温泉「ぎょうざの満洲東明館」で、ぎょうざの満洲(以下「満洲」)とほくほく産直秋田の交流会が開かれました。
ほくほく産直秋田が、埼玉県を中心にチェーン展開する「満洲」に米卸・イトーセーブを仲立ちにしてあきたこまちを届け始めてから5年がたちますが、今回の交流会は、「満洲」が直営の旅館(東明館)を開業したのを機会に、秋田から田植え後のサナブリ(慰労)をかねて訪問したものです。
秋田の会員農家20人と、「満洲」から金子梅吉会長、池野谷ひろみ社長をはじめ幹部のみなさん、それにイトーセーブ、農民連ふるさとネット事務局を含め総勢30人余りが参加しました。
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あいさつする「ぎょうざの満洲」金子会長 |
交流会場の旅館は、閉鎖された旅館を、「満洲」の金子会長がご当地出身ということから会社として買い取り、改築・改装してオープンしたばかりです。最大の自慢は、湯量の豊富な源泉かけ流しの単純硫黄泉で、ほのかな硫黄の香りが漂います。
産地のみなさんは、午前4時に秋田をバスで出発し、日光見物などをして旅館に到着したのは夕方の6時過ぎで、さすがに疲れた様子でした。しかし、すばらしい温泉につかり、宿の心づくしの料理、そして何よりも「末永いお付き合いを」(金子会長)、「ぜひおいしいお米を届けて」(池野谷社長)など、「満洲」側の熱いエールに旅の疲れもすっかり忘れた様子で和やかに交流し、5年の節目を迎えたお付き合いの新たな出発点になりました。
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宿に飾られていた金子満広さんの色紙 |
また、ふるさとネットワーク事務局の渡辺満広さんと初対面の金子会長は、渡辺さんの名刺を見つめ、「共産党の元幹部と同じ名前だ」と言い、金子満広さん(同党元書記局長)は「私と同じ集落の出身だ」と説明。旅館にはオープンを記念して金子満広さん直筆の色紙「人生つねに始発駅」が飾られていて、金子満広さんを知る人たちを感激させました。
(農民連ふるさとネットワーク 横山昭三)
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旅館のくわしい情報はインターネットで「ぎょうざの満洲東明館」と検索するか、TEL 0278(56)2641まで。
(新聞「農民」2010.7.19付)
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