九条たんぼ
兵庫 農民連と新婦人県本部
5年目迎えました
6月20日、兵庫農民連産直センターと新日本婦人の会兵庫県本部の共催で、今年で5年目となった「九条たんぼ」の田植えが行われ、親子を含め65人が参加しました。
参加者は、田んぼを貸してくれた産直センター副代表理事の中嶋努さんから説明を受けた後、おそるおそるたんぼに入りました。子どもたちが前に、その後ろに保護者がついて横に張った綱についた等間隔の赤い印を目印に、みどり米、赤米、紫黒米の順に植えていきました。初めはなかなかうまくいきませんでしたが、ハンドマイクで「1歩下がって」の号令に合わせ、子どもたちで半分ほど植えたあとはお父さんたちの出番。20分ほどで終えました。
「生き物観察」にはおとなもワクワク 田植えの後、子どもたちは「生き物観察」。西馬浩三さんから「今日も10種類ぐらいの野鳥を見ましたよ」「ケリケリと鳴くケリ。ヒバリもいたよ。ハッカチョウというめずらしい鳥もいた」との説明に、子どもだけでなくおとなも興味津々。西馬さんがとってきたカナトエビ、サナエエビ、カイエビを、目を輝かせてのぞき込んでいました。
参加者から、田植えは「子どもたちが泥にまみれて遊ぶ姿が印象的でした」、また生き物観察では「子どもたちは名前も教えてもらってうれしそうでした」などの感想が寄せられました。
(兵庫農民連 上野信行)
(新聞「農民」2010.7.12付)
|