新聞「農民」の帯封に“通信欄”群馬県農民連
ぜひ読んでほしい記事など紹介群馬県農民連は、新聞「農民」のほとんどの読者に、第3種郵便で直送していますが、「忙しくて読めない」「広げもせず積んである」と残念な声も聞こえてきます。5、6年ほど前に「帯封に2分の1以下なら通信文がかける」ということがわかりました。「広げられなくても、帯封ならきっと見る」ということで、ぜひ読んでほしい紙面の案内や行事のお知らせ、各種のお願いなど、毎週、簡単な通信を載せています。 効果は上々で、「帯封に○○○のこと書いてあったけど…」「募金送っておいたよ」など、うれしい反応が返ってくることもあります。 (群馬県連 目黒奈美子)
農農研が総会・研究大会政権交代、農業再生など討論6月6、7の両日、農業・農協問題研究所の第27回総会と研究大会が東京・新宿農協会館で開かれました。役員選出をおこない、新しい理事長に三国英実氏、事務局長に田代洋一氏が就任しました。特別講演をおこなった一橋大学教授の渡辺治氏は、「政権交代と国のかたち―いま問われていることはなにか」をテーマに、民主党政権への過剰な期待と急速な失望の広がり、そして鳩山前首相の退陣に至った経過のなかで、めざされた国のかたちはどんなものであったかを明らかにしました。そして「パンドラの箱を開けたけれど、リーダーを誰に代えてもふたは閉められない」と結びました。 「農業再生・新しい協同の構築と協同組合」をテーマにした2日目の研究大会では、北海道地域農業研究所の井上誠司氏が「産地形成型農協における土地利用型農業の再構築」について、秋田県立大学の佐藤加寿子氏が「稲作単作地帯における園芸共販戦略」について、大妻女子大学の田代洋一氏が「連立政権の農業・農協政策」についてそれぞれ報告し、活発な討論がおこなわれました。
(新聞「農民」2010.6.28付)
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[2010年6月]
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