20年間の運動に確信もって
さらに大きく飛躍しよう
食健連が第21回総会ひらく
関連/食健連が国会に提出
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は5月30日、結成20周年の記念となる第21回総会を東京・新宿農協会館で開き、加盟する中央団体・都府県から74人が参加しました。
主催者を代表して、農民連の白石淳一会長が「20年間の運動の蓄積とその到達点に確信を持って、食と農を守り発展させる運動をさらに広げよう」とあいさつ。全国食健連の坂口正明事務局長が、20年の運動の教訓を踏まえ、飛躍のための課題について報告し、2010年度の運動方針と「私たちの要求」を提案しました。
これを受けて、口蹄疫(こうえてえき)による深刻な被害の実態や救援活動、学校給食の民間委託に反対する広範な取り組み、JAにも広がった食料自給率向上署名など、各地での多彩な活動を24人が報告しました。
そして、当面、口蹄疫対策に全力をあげるとともに、“秋のグリーンウエーブ”を中心に思い切って共同の幅を広げ、国民の要求実現のため組織の強化・確立をはかることなどを確認しました。
日本共産党の紙智子参議院議員が激励のあいさつをしました。
食健連が国会に提出
全国食健連の代表は6月4日、昨年秋のグリーンウエーブ以降、各地で取り組まれてきた「食の安全・安心と食料自給率向上政策を求める」署名、11万3710筆を国会に提出し、日本共産党の紙智子参院議員が受け取りました。
紙議員は「署名を受け取り、寄せられた一人一人の要求の強さを実感しました。紹介議員となって、ぜひ国会で請願採択をかちとりたい」と語りました。
(新聞「農民」2010.6.14付)
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