「農民」記事データベース20100607-927-07

私たちの産直運動を知って

新婦人福島支部

関連/2年ぶり田植え交流会


肉まん・ウインナーづくり教室開く
子連れママや新しい会員が参加

 福島県内の新日本婦人の会で、神奈川県農畜産物供給センターの今森節夫さんの指導のもと、肉まんやウインナーづくりが行われました。仲間づくりや産直運動を多くの人に知ってもらう取り組みのひとつです。

 5月12日、福島市のクレヨン班では肉まんづくりに挑戦しました。新たな仲間を加えて15人が参加し、なかには赤ちゃんをおぶって奮闘する若いママさんの姿も見られました。まずは皮づくり。これはなんといっても体力勝負です。赤ちゃんのお尻のようなもっちりとした皮を作るには、ひたすらこねます。作業場は、「熱くなってきた」と熱気ムンムン。皮の次はあんづくり。神奈川の安心・安全なひき肉をベースに、旬のたけのこなどを加えて調味料と混ぜ合わせます。さすが主婦のみなさん。慣れた手つきで、肉汁がもれないよう皮をのばしあんを入れます。さまざまな形の肉まんが160個完成です。蒸したあつあつの肉まんからは、うまみたっぷりの肉汁が口に広がり「おいしい!」の大合唱でした。

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赤ちゃんをだっこして肉まんづくりに挑戦するママさんたち(新婦人クレヨン班)

 翌日の13日に行われた蓬(ほう)莱(らい)班のウインナーづくりには、11人が参加。こちらもお子さん連れのママさんたちが多く参加しました。ウインナーづくりの最大の難関は、腸詰め。小さかったりゆがんだり、力任せでなく肉を腸に詰めるのにひと苦労です。ここでも手作りのよさが出て、しそやチーズなどさまざまな味付けをしたウインナーをボイルと薫製に分けて仕上げます。

 子どもたちも加わり、産直米のおにぎりで大試食会。子どもたちの「おいしい!」の声と満面の笑顔に、香りがいいウインナーは即完売です。「これが本物のウインナーの味です」という今森さんの話に耳を傾けながら、おいしくいただきました。

 クレヨン班の班長、伊藤治子さんは、「いろんな行事と重なり大変だったが、今森さんを頼りに楽しく作ることができた。新たな仲間も加わり、産直運動をおおいにアピールすることができた」と、笑顔で話しました。

(福島県農民連 岩渕望)


2年ぶり田植え交流会

長野・大町支部 新婦人長野支部

大いに盛り上がった

 5月15日、長野県農民連中信農民センター大町支部(大町市特別栽培米研究会)と、新日本婦人の会長野支部との田植え交流会が行われ、新婦人から乳幼児を含む47人、生産者側は子ども2人を含む10人が参加しました。

 交流会は2年ぶり。当日はそれまでの低温や強風もやみ、晴れた空の下、北アルプスを背に、どろんこになりながら田植えをしました。

 作業を終えた後は、山菜料理やよもぎもちを囲んで昼食会。食後には新婦人の5人が花笠音頭を踊り、おおいに盛り上がりました。

 楽しく交流しながら、生産者からは、農業のおかれている現状や生産者の苦労、民主党政権への批判などを語り、消費者からはお礼と激励の言葉をいただきました。

 参加者で北アルプスをバックに記念撮影をして散会しました。

(中信農民センター大町支部・西山隆一)

(新聞「農民」2010.6.7付)
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2010年6月

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