農のこころ丸山美沙夫
あと継ぐと息子いよいよ田植機へ 田中 粋子 俳誌『銀杏(いちょう)』から。田植シーズンを迎えて、水田作業が忙しい時である。米価の下落という不安がつきまとい、とりわけ跡継ぎのない農家は深刻である。この作から感じられるのは、農を継ぐ決意を固めるまでの心情がこめられて伝わる。さっそく田植機を引き出す、その素早い行動がとても感動的に詠まれている。
(新聞「農民」2010.5.24付)
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[2010年5月]
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