「農民」記事データベース20100524-925-05

農のこころ

丸山美沙夫


 あと継ぐと息子いよいよ田植機へ

             田中 粋子

 俳誌『銀杏(いちょう)』から。田植シーズンを迎えて、水田作業が忙しい時である。米価の下落という不安がつきまとい、とりわけ跡継ぎのない農家は深刻である。この作から感じられるのは、農を継ぐ決意を固めるまでの心情がこめられて伝わる。さっそく田植機を引き出す、その素早い行動がとても感動的に詠まれている。

(新聞「農民」2010.5.24付)
ライン

2010年5月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2010, 農民運動全国連合会