「農民」記事データベース20100517-924-08

素材を生かす
旬のレシピ

日本料理店「一福」
吉松和彦


 最近、卵かけご飯用のタレを見かけます。家庭でも簡単に作れるタレと、おもしろい卵かけご飯を紹介します。

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卵かけご飯のたれ

 しょう油と少量のみりん、水、カットしただし昆布を鍋に入れ、火にかけます。沸騰直前に火を止め、たっぷりのかつお節を入れます。冷めたら漉(こ)して容器などに入れ、冷蔵庫で保存します。4〜5日は大丈夫です。

 辛口が好みなら、みりんの量を加減してください。生卵に混ぜてもよいのですが、砂糖などを加えれば煮物にも使えます。辛口にすると刺身しょう油にも使え、少し味が足りないマグロなどもおいしくなります。

卵かけご飯

 容器に半分くらいのしょう油を入れ、そのなかに卵黄をくずさないで入れます。ラップやふたをして一晩冷蔵庫に。そうすると、少し水分が抜けて固くなったしょう油味の卵黄になります。炊き立てのご飯にのせ、くずしながら食べると、うまみが凝縮した卵かけご飯が味わえます。

 また、包丁でたたいたイカの刺身とあえてもおいしいです。

(新聞「農民」2010.5.17付)
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2010年5月

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