雑誌「農民」61号ができました
「民主党農政をどう見るか」など収録
参院選の争点を浮き彫りに
雑誌「農民」61号ができあがりました。
巻頭論文は、農民連副会長・真嶋良孝さんの「民主党農政をどう見るか―『戸別所得補償』を輸入自由化の入り口にするな!」。「政治を変えたい」との国民の願いを受けて誕生した鳩山政権は、普天間基地移設など主要政策で迷走を重ね、「農家戸別所得補償制度」も期待された内容にほど遠いなど、国民、農民の支持を急速に失っています。一方でアジア・太平洋FTAなど農産物輸入自由化の路線は一貫して推進しています。論文は、民主党農政の根本にある矛盾を、政権幹部の発言などもていねいに追いながら解明。参議院選挙を前に、農政をめぐる中心的な争点を浮き彫りにします。
特集は、昨秋行われた「ベネズエラ農業視察ツアー」の詳報。とくに政府要人のレクチャーを詳細に収録し、チャベス政権がめざす農業改革の方向を明らかにしています。マスコミでは知ることのできない革命の真相を伝える貴重な報告です。
農民連18回大会の決定も収録しました。
▼頒価1000円。注文は農民連の各都道府県連か本部まで。
(新聞「農民」2010.4.19付)
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