農のこころ丸山美沙夫
くさび鍬打つ胸ぐらに風光る 美沙夫 春の農作業をはじめるために、冬期間納屋に眠らせていた農具の点検・整備は大事である。日常的に使う鍬の楔(くさび)が緩み、忙しい最中に柄から抜けてしまうことがある。作業前に楔を必ずきちんと打ち込んで水に浸す。親たちから教わった知恵の一つ。「風光る」は、陽光が風に輝くように感じる春の言葉。
(新聞「農民」2010.4.19付)
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[2010年4月]
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