民主党農政では農業守れない食料自給率向上署名よびかけ食健連
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は4月1日、東京・新宿駅頭で加盟する団体などから約20人が参加し、次々にマイクを取って宣伝しながら「食の安全・安心と食料自給率向上を求める署名」を呼びかけました。 農民連の笹渡義夫事務局長は「米作りは大ピンチ、米価引き上げで日本の食と農を守ろう」「民主党農政の戸別所得補償では農業を守れない。輸入を規制して再生産を償う価格保障と所得補償の二本立てで食料自給率の向上を」と訴えました。
春休みを利用して埼玉から「買い物に来た」という女子高校生は、友だちといっしょに署名しながら「大事なことですね。がんばってください」と声をかけていました。
米守る運動 地域ぐるみ共同を山形・庄内農民連 鶴岡市農協に要請山形・庄内農民連は3月4日、鶴岡市農協を訪問し、組合長の今野毅さんに「米を守る運動」への共同を要請しました。役員らは、「米を守るために、政府に対して、(1)米戸別所得補償モデル事業の補償単価を引き上げること、(2)十分な量の備蓄米を正当な価格で買い上げること、(3)ミニマム・アクセス米の輸入を削減することを共同して取り組もう」と呼びかけました。また、昨年夏に地域をあげて取り組んだ「黙っていられない怒りの市民大集会」の声が、政権交代の力になったことを話し、「輸入自由化を基本にした民主党の農業政策を根本的に変えるためにも、いっしょに力を合わせてこの地域から農政運動、米価闘争をやっていきたい」と、共同を申し入れました。 今野組合長は、「みなさんと同じ認識だ。地域全体で、消費者も含め、考えなくてはいけない問題だ」と述べました。 (山形農民連 菅井巌)
(新聞「農民」2010.4.12付)
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[2010年4月]
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