いわて食・農ネット農協のあり方、価格保障などめぐり
|
講演するJAいわい東の鈴木組合長 |
また堂前副会長は、「価格保障と所得補償の組み合わせこそ必要。米価闘争とあわせて、日米FTA反対など農産物輸入自由化阻止が当面のカギ」と語りました。
その後、いわて食・農ネットの第3回総会を開催し、さらに多くの団体・個人を会員に迎え、地域からのとりくみを重視する方針を確認しました。
「つどい」では、食健連の運動に当初からかかわってきた小林節夫さん(元農民連代表常任委員)が記念講演を行いました。小林さんは「食糧、農業、健康を守る運動は人と人を結び、つなぎ、地域や歴史まで影響しあいはぐくんできた。決して、私たちだけが食健連運動をしてきたのではなく、先人の偉業や名もない庶民の営みがあってこそ、ここまでくることができた」と話し、「この冊子が四半世紀の運動を振り返るだけでなく、連帯と活動の輪を広げ、つなげ、絆(きずな)をさらに強めることを願っている」と結びました。
このあと、全国食健連事務局次長の上山興士さんが「そこには夢とロマンがあった! 食健連結成の前後(さきとあと)」と題した報告をおこない、編集にかかわった関係者から熱い思いが語られました。そして、「この“すばらしい一冊”を多くの人に広げていこう」と確認しました。
[2010年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2010, 農民運動全国連合会