農のこころ丸山美沙夫
麦踏みの一人遠くにもうひとり 関谷 善三 俳誌『紫陽花』から。早春の頃にそちこちに麦を踏む景が見られたのだが、輸入自由化後その景もすっかり見られなくなった。しかし水田地帯の二毛作としては最も適する作物の一つ。日本の米とともに麦も大事な食物である。この句には、今も麦作を守って精を出す人たちがいる。麦を踏む仲間の連帯が感じられる。
(新聞「農民」2010.4.5付)
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[2010年4月]
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