2010年国際女性デー中央集会核のない世界を・守ろう雇用とくらし農民連女性部も参加 “食料自給率向上を”
「連帯と共同ひろげ、ジェンダー平等実現へ! まもろう! 雇用とくらし つくろう! 核兵器のない平和な世界を いまこそ生かそう! 日本国憲法」をスローガンに、3月9日、「2010年国際女性デー中央集会」が東京・九段会館で開かれました。集会には、農民連女性部をはじめ労働組合や中小業者など様々な分野から800人の女性たちが参加しました。 今年は国際女性デー創設100周年。婦人団体連合会会長で、国際女性デー実行委員長の堀江ゆりさんが開会あいさつし、「100年前の“貧困と戦争のない世の中に”という女性デーのスローガンは、今日、そのまま私たちの願いではないでしょうか」「私たちの運動が作り出した政治の変化を、もっと確かなものにするために、草の根の連帯と共同を広げましょう」と呼びかけました。 神戸女学院大学教授の石川康宏さんが「国際女性デー100年 変化を生かし、もっと男女平等を 女性たちが輝くゆたかな社会を」をテーマに基調講演しました。石川さんは、男女平等への歴史と世界の社会発展とを重ね合わせてひも解きながら、今日の民主党政権の問題点を指摘し、「男女平等への願いを“政治を変えたい”との願いにつなげて、推し進めよう」と述べました。 交流・連帯のひろばには、農民連女性部が全商連婦人協議会などの女性たちと登壇。「家族労働報酬を認めていない所得税法56条を改定し、配偶者の働き分と人権を認めてほしい」「輸入自由化・買いたたき野放しの政治ではなく、農業で暮らせるよう農産物価格の保障を」と訴えました。 閉会後、参加者は「日本に米軍基地はいらない」「食料自給率を向上させよう!」などと元気にシュプレヒコールしながら、夜の都内をパレードしました。
「日米FTA反対」の請願・陳情
山形県農民連は、昨年の9月議会以来、すべての議会で「日米FTA反対」の請願・陳情と意見書の採択をめざし、県農協中央会などにも協力を要請しながら働きかけを強めてきました。唯一残っていた飯(いい)豊(で)町議会で3月12日、農民連も加盟する西置(おき)賜(たま)革新懇が提出していた「日米FTA反対」の請願が採択され、これで県議会を含むすべての地方議会(36)で「日米FTA反対」の請願、陳情が採択されました。 |
[2010年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2010, 農民運動全国連合会