神奈川 生産者と消費者が手をつなぐ会創立30周年祝う交流会ひらくこれからも安全・安心な食べ物を
神奈川農畜産物供給センターと産直運動にとりくんでいる「生産者と消費者が手をつなぐ会」の創立30周年祝う新春交流会が2月20日、海老名市で開かれました。 「手をつなぐ会」は、地産地消を基本に、すぐれた農畜産物を生産し、健康で豊かな食生活の実現を目的として活動してきました。 交流会では、会長で野菜生産者の高橋康雄さんがあいさつ。「農産物価格が下落する一方で、畜産飼料など経費は高止まりしており、生産の現場はますます厳しさを増しているが、これからも消費者の皆さんに安全で、本物の食べ物を届けていきたい」と述べました。 交流会では、豚肉、牛肉の焼肉やウインナー、納豆、チーズ、サラダ、おこわや炊き込みご飯、プリンなどが生産者からどっさり提供され、参加者はごちそうを食べながら、交流しました。 2代目会長を務めた鈴木浩子さんは、「印象深いのは、加工品を扱うようになった時のことですね。生産者から規格外品や余剰分も商品化できないか、という声があって、その模索がシューマイやハンバーグの開発に結びついていきました。消費者は規格外品も含めて買い支えなければ。神奈川県内ではできない農産物も、生産者が農民連ふるさとネットワークで全国とつながっているから、私たち消費者も安心して食べられます。農民連の役割は大きいですね」と、話していました。
(新聞「農民」2010.3.15付)
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[2010年3月]
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