農民連青年部第18回総会 最高の80人参加若々しく活動学び、交流
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関連/選出されたおもな役員 /参加者の感想 |
農民連青年部は2月13、14の両日、東京都文京区で第18回総会を開催しました。80人を超える過去最高の参加者で、会場は開会時から満員。若々しく打ち解けた雰囲気のなかで、熱心に学び、交流を深めました。
80人を超す参加者で会場はいっぱいに |
続いて分散討論や質疑応答が行われ、「所得補償に税金を使うことに納税者の支持を得るのはむずかしいのではないか」という質問に対して原さんが「すぐに支持されなくても、ねばり強く理解を求めるしかない」と答えるなど、率直な意見が交わされました。
特別講演の原さん |
各地の活動事例の報告は、参加者の多くがもっとも関心を寄せるところです。会場内に各県が手作りのポスターを張り出し、会議のなかでもスライドなどを使って報告が行われました。
「地域の青年団体の人たちと農業体験などの活動を重ねるうち、『みんなで耕作放棄田を再生して米を作ろう』という本格的な取り組みにつながった。いろいろな職業の人たちや芸術家との交流も生まれ、いっしょにマーケットを開いたりしてもいる」(千葉)、「青年部づくりはなかなかうまくいかなかったが、非農家の青年にも呼びかけてみそづくりや米づくりを始めたら、だんだん参加者が増えて農業青年も集まるようになり、『わこうど結ネット』の結成にいたった」(静岡)、「東京の女性を誘って農業体験ツアーを行っている。地元の青年との交流も広がった」(山形、4面に関連記事)などの事例が紹介されました。
共通しているのは、農家だけに対象を限らないことで活動を発展させていること。「飛躍のカギは非農家の女性にも参加してもらうこと」との指摘もありました。
また、「むずかしく考えずに少人数でも青年部を発足させ、活動を始めた」(新潟、兵庫)など、新しい動きも紹介されました。
総会には高橋ちづ子衆議院議員(日本共産党)、白石淳一農民連会長が来賓として出席し、あいさつしました。
選出されたおもな役員(敬称略)部長=杵塚歩(静岡・再)
副部長=岩渕望(福島・再)、植田修(京都・新)、高橋範行(和歌山・再)、星智也(山形・新)、坂本一石(分析セ・新)、事務局長=森吉秀樹(本部・再)、会計=武田伸也(本部・再)
各地の活動報告に熱心に聞き入る参加者 |
[2010年3月]
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