生産費まかなう乳価上げを畜産部会前にして
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農水省の担当官に要請する各地の酪農家・畜産農家 |
畜全協の森島倫生会長は「夢も希望も持てない状況だ。これでは地域も後継者も育たない。政府は、経営安定のために腹の据わったしっかりした支援をしてほしい」と訴えました。
冒頭、日本共産党女性委員会の広井暢子責任者は「農村の現場で活動するみなさんの思い、願いをぜひ聞かせてほしい。政策づくりと運動をさらに前進させるために、今日を第一歩にして交流を深めましょう」とあいさつしました。
農民連女性部から40人余が参加し、土地改良事業の予算が削減されて地域の基盤整備事業が中断したことや、みかん園の放棄地が増えていることなどの農業問題から、孫が高熱を出したが受け入れ病院がなく他県の病院に入院せざるをえなかったなど、医療や介護の問題まで、生活にかかわる幅広い意見や要望が出されました。また、女性差別撤廃条約の関連法が整備されてこなかった問題なども出され、運動を強めていくことが大事といった意見も出されました。
日本共産党女性委員会の高橋ちづ子副責任者(衆議院議員)は、「今日は貴重な意見を聞かせてもらった。皆さんの声を国会活動にもいかしていきたい」と述べました。
[2010年3月]
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